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◆炭水化物の多いシリアルフードに要注意

タンパク質源をリストの一番に持ってくるために良く使われるもう一つの戦略は、炭水化物源をたくさんに小分けすることです。消費者の目をごまかしているのです。


(例)某原材料リスト:「フレッシュビーフ、挽きトウモロコシ、コーングルテン、トウモロコシ粉 ・・・」一見別の材料のように見えますが、この中で唯一「完全」な炭水化物源は「挽きトウモロコシ」のみです。何故「とうもろこし」一括りにしないかというと、そうすると「フレッシュビーフ」の何倍もの量になり、一番前に表記しなければならなくなるからです。そして、完全な食材である「挽きとうもろこし」を加えているのに、「コーングルテン」や「とうもろこし粉」を加える理由は何でしょう。
明らかに嵩を増すための「増量剤」としての役割です。


「〜ぬか (ブラン)、〜粉 (フラワー)、〜グルテン (グルテンミール)、〜殻 (フル)」で終わるような炭水化物源は、栄養素をほとんど含まない、または全く含まないものです。実際、コーングルテンは窒素が多く、有機除草剤としても使われています。増量材というのは、使用できる部分を取り除いた後のカスです。どうしてドッグフードに使われるかというと、安価な材料で量を多くする方法として使えるからです。これらの増量材を全部足せば、タンパク質源よりも重くなり、実質的にリストの一番目の材料になるので、メーカーは知られたくないからでしょう。炭水化物源がたくさんに小分けされていれば、それは二つの方法でだまされていることになります。一つ目は、タンパク質源が実は一番重い材料ではないということ、そして二つ目は、栄養素に欠けた安い材料がふくまれているということです。


動物の食事に炭水化物が過度にあると、有害になる場合があります。動物に見られる肥満は多くの場合、「高炭水化物」のフードから起こります。「高脂肪」から起こるのではありません。過度の炭水化物は肥満の原因になりますし、肥満は多くの病気に繋がります。工業用保存料(保存料が天然ミックス・トコフェロールであれば問題ありません)は、脂肪細胞に蓄積されることが検証されていますし、発癌性物質であるとも言われ続けてきました。したがって、肥満の動物はこれらの保存料からうけるリスクが大きくなります。さらに、糖分(炭水化物の燃焼から作られるグルコース等)は癌細胞の発育を促進させることが知られています。動物の食事にとって炭水化物はとても大事です。しかし、炭水化物でペットの食事を浸してしまうのは不必要であり有害です。


これらの情報によって、ペットの健康についての理解が深まり、宣伝のうそを見極める力となりましたでしょうか。
犬はもともと肉食動物から雑食動物になったのであって、草食動物ではないのです。

2007年6月 5日 14:51

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