"Small Animal Clinical Nutrition" 第4版、によると、トウモロコシの消化率は91%です。「トウモロコシは消化できない」という迷信はこれで晴れますね。よく言われてきたのは、トウモロコシを食べた後、それが便として出てくる状態を見なさい、ということです。
高品質のペットフードの原材料リストでは「トウモロコシ」ではなく「挽きトウモロコシ」と表示されているのは、フードに加えられる前に細かく挽かれるためです。トウモロコシ粒の外側の皮は胃酸を通さないので、消化しやすい中身の部分を消化させるためには挽くことが必要です。残念ながら、皆さんに正確な情報を与えることよりも「トウモロコシを含まない」商品を売る方が良いというメーカーほとんどなのです。面白いことに、これらのメーカーの多くは、トウモロコシを生産する州へのアクセスがありません。基礎的な調査をすれば、トウモロコシが消化しやすい食材であることが分かります。
二つ目の迷信も興味深いものです。アメリカでは、何かしらの食事アレルギーを診断されている犬がたくさんいるようです。しかし、多くの実験の結果から、犬の食事アレルギーは非常にまれで、医療テスト(RAST法、ELISA法、皮膚テスト)によっては非常に発見しにくいことが分かっています。食事アレルギーが発見できると分かっている方法は、全ての薬剤を止め、普段は食べていない完全で自然な食事を与え、そして一つずつ前の食材を加えて行くという方法です。この方法をとっても、食事アレルギーはまれです。アレルギーを確認できた200の症例のうち、原因がトウモロコシだった症例はたったの3つです。
考えてみてください。アレルギーを確認できることすら難しい。確認できた症例のうちトウモロコシは1.5%だけ。皮膚科の獣医に対して行った調査によると、食事アレルギーを起こしやすい原材料にトウモロコシはありませんでした。
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