【症状】
圧迫される脳神経により、症状が異なります。大脳皮質が圧迫されると、四肢の麻痺や運動障害、視力障害などが起きます。大脳辺縁系だと性行動に変化がみられたり、攻撃的になったりします。視床下部では大量に食べたり、食べなくなったりという変化があります。主な症状としては、嗜眠(しみん)、活動性の低下、発作、痴呆、行動異常などの意識障害、不全麻痺、斜視(しゃし)、眼球振盪(がんきゅうしんとう)、筋硬直などの運動障害、視力障害、姿勢反応異常などの知覚障害などが認められます。
脳の内部にある脳室に大量の脳脊髄液がたまって、脳を圧迫します。多くの場合、遺伝的要因ですが、事故やけんかなどによる外傷がきっかけとなることもあります。チワワ、ヨークシャテリア、トイプードルなど小型犬、ボストンテリア、ペキニーズなどの短頭種に多発する傾向にあります。
【治療】
脳圧を下げるために、副腎皮質ホルモンや降圧利尿剤を投与します。一時的に症状はよくなりますが、再発することもあります。手術もできますが、完治するのは、難しい病気です。