外耳炎(がいじえん)

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【症状】
とにかく痒がって、耳を振ったり、耳の部分を後ろ足でひっかいたり、壁にこすりつけたりします。ひどくなると痛みが伴ってくるので、耳のまわりを触るだけでも嫌がるようになります。悪臭のする黄色や茶褐色の耳あかが外耳道にたまって拭き取っても拭き取っても出てきます。ひどくなってくると炎症が耳介のほうまで進んでしまって赤く腫れて熱をもち、ただれてきます。放っておくと、炎症が、中へ中へと進行して、中耳炎や内耳炎になっていきます。

鼓膜と耳の入り口の間、外耳道で炎症が起きるのが外耳炎です。炎症が起きるほとんどの原因は、耳垢です。耳垢自体が外耳 道を刺激したり、耳垢に細菌がついて繁殖したりして炎症を起こします。マラセチアという真菌感染やブドウ球菌による感染がほとんどです。ほかにダニ(耳介癬)やアレルギー、ホルモンの異常、水、シャンプー、また昆虫などの異物が原因になることもあります。キレイに洗って拭き取ってあげましょう。

耳の垂れた犬、耳道に毛の多い犬、脂漏(しろう)体質の犬やアレルギー体質の犬にかかりやすいです。多発する犬種にはコッカースパニエル、ラブラドールレトリバー、シーズー、ビーグルなどがあげられます。通気が悪く、細菌などが繁殖しやすいという訳です。

【治療】
耳だれや臭いが特にしない場合は、清潔な綿棒で、耳の中をきれいに掃除してあげましょう。耳だれがあったり、臭いがある場合は、細菌感染が考えられるので、抗生物質による治療が必要です。

【予防】
一にも二にも定期的な耳掃除。外耳道に毛がはえていたら、ピンセットなどで抜いて、お湯やオイルで湿らした綿棒で丁寧に掃除してあげるようにしましょう。掃除する時に、必ず、耳の中に異常がないかチェックするようにしましょう。ただし、あまりに頻繁に掃除をすると逆効果になることもあります。目安としては、10日間から2週間に1回程度がおすすめです。