【症状】
目の色が緑や赤色に変わります。緑内障になると瞳孔が開きっぱなしになるため、目の奥の緑や赤の組織がみえるようになるからです。ひどくなると視野が狭くなったり、視力が低下したり、時には失明することもあります。犬では一般に激しい痛みを伴って発症することが多く、角膜炎や結膜炎を併発したり、角膜浮腫、上強膜血管の拡張、散瞳傾向、対光反射の減弱や消失などがみられます。眼圧が上がるために、目が充血して、眼球が飛び出してきます。
前房の中の液体、房水が増え、眼圧が高くなって起きる病気です。両眼とも発症する傾向が強いです。先天性のものや眼内の炎症、外傷、腫瘍、水晶体の異常が考えられます。続発性レンズ脱臼性、前ブドウ膜炎性、外傷性、また悪性新生物によるものなどがあり、瞳孔や遇角(ぐうかく)での房水の流れが阻害されて発生します。バセットハウンド・イングリッシュコッカースパニエル、スプリンガースパニエルなどの犬種でその発生例が多いです。
【治療】
原因となっている房水を減らします。利尿剤で排出を促したり、炭酸脱水酵素阻害薬で房水をつくり出すのを抑えます。それでも眼圧が下がらない場合は、手術が必要です。