【症状】
マダニを媒介にして、バベシア原虫が原因で起こる病気です。バベシア原虫は犬の赤血球に寄生し、赤血球を破壊するため、感染すると重度の貧血に陥ります。発熱や黄疸、尿が褐色になったり、腹部がはったりすることもあります。
感染している犬にマダニが寄生した時、血液に含まれるバベシア原虫がマダニの身体に入り、そのマダニが別の犬に寄生した時、バベシア原虫の感染が起こります。
【治療・予防】
バベシア原虫に効果がある抗原虫剤で原虫を駆虫すると同時に、貧血に対する薬物療法を併用します。また、犬の皮膚に付着しているマダニをつぶさないようピンセットでつまみ取って駆除します。マダニは草木の多い地域に多く生息するため、山野付近に出入りしないよう、また、家が山野に近い場合や、山野に出かけた時は、犬に付着したマダニを駆除する薬や感染予防薬を、定期的に利用しましょう。