皮膚腫瘍(ひふしゅよう)

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【原因】
犬の皮膚腫瘍のあるものはウイルス感染や日光の紫外線に起因して発生することが知られています。とくに白色の被毛の犬種では紫外線に起因して扁平上皮がんや黒色腫が発生します。しかし、正確な原因については不明です。

【症状】
外見上では、皮膚にしこりができるのが、共通した症状です。ただし、肉眼ではその判別は難しく、また、皮膚病や外傷との区別がつきにくい場合もあるので、皮膚にしこりをみつけた時は、必ず獣医師の診察を受けるようにしてください。

皮膚や皮下にできる腫瘍で、乳腺の腫瘍に次いで発生が多い腫瘍です。皮膚の腫瘍には、良性のものと悪性のものとがあります。良性のものには腺腫、脂肪腫、上皮腫などがあり、悪性のものには肥満細胞の腫瘍、腺癌、扁平上皮癌などがあります。


【診断】
皮膚腫瘍は飼い主が犬をなでたり、毛づくろいをする際に「しこり」として触れたり目にふれやすい。腫瘤として体表に盛りあがってる場合は容易に発見できますが、長毛の犬や皮下組織など深部の腫瘍などでは発見が遅れることが多いです。また腫瘍は別の腫瘤(化膿性疾患、外傷など)との区分も大切です。

【治療】
早期の腫瘍なら、周囲の健康な部分ごと摘出することでほとんど完治します。腫瘍が大きくなっていたり、ほかの場所に転移している場合は、抗ガン剤などを併用することもあります。皮膚の腫瘍は、注意していれば比較的みつけやすいものです。手入れの時などに全身の皮膚をくまなく触り、しこりがないかどうか調べてあげましょう。みつけた場合は早めに病院で診察を受けてください。