【症状】
多くは発情期終了後2~3カ月以内に発症します。食欲がなくて元気もないなどの症状や、嘔吐、多飲多尿、腹部の膨満がみられたら、この病気の可能性があります。膿がたくさんたまってくると、お腹が膨れたり、触ると嫌がるようなそぶりをみせるようになります。陰部から、膿や血の混ざった膿が出て、症状が進んでくると食欲がなくなったり、貧血や腎不全などを併発したりすることもあります。発見が遅れると多臓器不全となって志望することもありますので注意しましょう。
子宮が細菌感染して炎症を起こし、子宮の中に膿がたまります。6歳を過ぎるころから多発します。出産経験のない犬や出産回数の少ない犬に多くおこる傾向があります。犬は発情周期がほかの動物に比べて長く、発情後に黄体期が約2ヶ月間も続くため、この時期に子宮蓄膿症をおこしやすい動物なのです。
【治療・予防】
子宮と卵巣の摘出手術を行います。妊娠出産を希望する場合は炎症を抑えるための抗炎症剤や抗生物質、ホルモン剤などの投与を行いますが、再発することが多いため、外科手術が原則です。子どもを産ませないのであれば、避妊手術をしておけば、病気の予防にもなります。