【症状など】
急性では、発熱や嘔吐、食欲不振、排尿障害などがみられます。痛みが強いときには、背中を丸めてうずくまってしまいます。ひどくなると、血尿が出ることもあります。慢性では、症状が分かりにくくて、前立腺の肥大もみられません。尿道から入ってしまった細菌が、前立腺に感染してしまって炎症をおこしたためにおこります。
前立腺の感染性の炎症疾患で、老齢犬に多く見られます。病因となる細菌の主なものは大腸菌ですが、その他にブドウ球菌、レンサ球菌などが知られています。急性の前立腺炎では体温上昇、食欲不振、沈うつ、元気消失、前立腺の腫脹・肥大があると排尿障害や異常歩様を示します。