犬ノミも猫ノミもノミはノミ。人間にも感染します。ノミは体長2mmほどの昆虫です。成虫だけが寄生性で、幼虫やさなぎは周囲環境で発育します。犬に及ぼす害として、刺咬(しこう)による直接的な害のほか、刺咬が原因となっておこるアレルギー性皮膚炎があります。ノミによるアレルギー性皮膚炎は夏から秋に多くみられ、腰背部や尾根部などに好発し、激しい痒みを伴います。子犬にくらべて成犬での発症が多いです。
とてもポピュラーな寄生虫。ノミが血液を吸うと、痒くなります。また、ノミのだ液によるアレルギー反応で、ノミアレルギー性皮膚炎を起こすこともあります。消化管内寄生虫の瓜実条虫の中間的な宿にもなるので、適切な駆除をしなくてはなりません。
よく犬ノミは人間を刺さないとか、猫ノミは刺さないという言われることもありますが、これは大間違い。犬ノミも猫ノミも人間に感染します。動物と接触した後に、蚊に刺されたものよりも赤っぽく腫れ、痒みが強く長く続いているときは、ノミが原因のことが多いといえます。
★予防するには
・ノミを駆除する(ノミ取り粉、ノミ取りシャンプー、ノミ取り首輪など)
・部屋をいつもまめに掃除機をかけること(ノミの卵は室内でふ化し、幼虫、さなぎを経て成虫になる)
・犬や猫に、ノミの卵がかえらなくなる薬を飲ませる方法もあります